本日、仕事をやめてきました。後編

僕はこの度、1月31日をもって、勤務先の会社を退職致しました。前編では退職の理由や、その経緯などを記事にしていますので、気になるかたは見てみてください。

前編はこちらから↓↓

本日、仕事をやめてきました。前編

今回こちらの後編では、実際に仕事を退職する時の気持ちや、退職後の気持ちなどを記事にしていきたいと思います。

退職の報告

前編でもお伝えした通り、妻の心身の限界が訪れてしまい、僕は環境を変える必要がありました。

まだ勤務を初めて半年しか経過しておらず、なにひとつも貢献できていない中で、退職の申し出をする行為は、社長に対しては本当に申し訳ない気持ちが強かったです。

僕自身も、退職の報告をするまでは、

(退職の日程が大きく狂ってしまったな。この先不安だな)と感じていました。

というのも、僕は社長に、雇用していただく前に、

・大分で生活が安定したら独立するつもりである

・2年間勤務するつもりである

ということを伝えていて、僕は2年後にまた事業を始めるつもりでいたので、社長には前もって了承を頂いていました。

ですが、その約束も反故にしてしまい、

僕自身も2年間で、事業の種をまき、ゆっくり育てようと思っていたのですが、

急遽退職する形となってしまったので不安は大きかったです。

それでも、こちらの都合に対して社長は理解を示していただきました。

これまでの経緯や現在の状況を伝え、

(家庭の事情で申し訳ないです)

と伝えました。

うんうんと頷きながら、一通り話し終わった僕を見て、優しく一言

(大変だったね。すまなかった。)

と言われました。僕は涙がでそうになりました。

まさか約束を反故にしてしまった自分に対し、謝罪されるとは思わなかったからです。

社長は、僕の今後の生活や仕事はどうするつもりなのか、そこだけが気がかりだと言いました。

僕自身、まだ定まってはいませんでしたが、ある程度今後のお話や展望などをお伝えし、

安心して頂きました。そこからの話は早く、僕の都合を組んで頂く形で、退職の日程が早急に決まりました。

妻の容態の変化

退職の日程が決まり、妻の容態は次第に落ち着いてきました。

相変わらず退職するまでは同じ環境下に変わりはありませんが、

ゴールがあるのとないのとでは精神的に全然違うと言ってくれました。

職場を退職した現在では、もう自律神経失調症の症状もほぼ見受けられなくなりました。

まだ様子を見ていきながらにはなりますが、一旦は「環境改善に成功した」といえると思います。

転職の思考法

退職する、仕事を失うとは、=スペースが空くということだと思います。

このスペースに何を入れたいのかが明確であれば、退職や転職はいいスパイラルに乗れると思っています。

多くのひとは退職、転職を考えるとき、今の仕事が辛いから、割に合わないから、

という理由で選択してしまいますが、

その理由での退職・転職はマイナスのスパイラルに陥ってしまう可能性が高いです。

なぜなら現在の環境からただ逃げ出しただけの選択なので、

違う環境に移動しても、同じように辛いこと、割に合わないことを感じると、

また退職や転職を考えてしまうからです。

僕が考える退職・転職におけるプラスのスパイラルとは

やりたいことをやるためにやめること

だと思っています。

つまり、新しい何かを入れる、そのスペースを空ける為に現状のスペースを整理する。

これが退職、転職におけるプラスのスパイラルであり、転職を行ううえで必要な思考法だと思っています。

僕のやりたいこと

僕はサラリーマンと事業主を行ったり来たりしましたが、僕は自分(事業主)でやる方が向いていると改めて感じたので、今後はゆっくりフリーランスとして活動していく予定です。

スペースにも余裕ができたので、家族との時間を大切にしつつ、

種に水をあげるスピードを最大限速くしていこうと考えています。

現状は即金性の高いものから着手していますが、今後の展望として

・本の出版

・講演会

・コンサルティング業務

等にも挑戦してみたいと考えているので、ゆっくりでも確実に、ひとつずつ達成していこうと思います。

人生はN字で描け

最後にお笑い芸人(先日引退されましたが)のキングコング西野亮廣さんの名言を紹介して終わりたいと思います。

西野さんは、継続して上り調子を維持し続けるのはきついと伝えています。

N字の真ん中の線のように、どこかで沈む期間も必要で、それがあるからひとは応援したくなるし、感動を覚えるといいます。

僕も今回の退職で、下り坂コースにしっかり入りましたが(笑)

西野さんのおかげで、N字に描くことを意識しているので、

不安がないというと嘘かもしれませんが、悲観はしていません。

この選択が後々素晴らしかったと言えるように、家族を大切に、周囲を大切に、日々を大切に過ごしていこうと思います。

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