【通信教育の5つのメリット】映像講義は眠くならない?先生に直で質問できる通学型の方がいい?そんな疑問を解決!

高等学校以降の教育には、次に紹介する三つの種類が存在します。

その三つとは、全日制・定時制・通信制。

一般的には「全日制」が広く浸透しており、定時性や通信制は、世間体的にも避けようとする方も多いのではないだろうか。

僕も学生時代はずっと全日制だった。

しかし大人になり、やっとまともに勉強を始めるようになって感じたのは、通信教育の素晴らしさ。

そして、思った。

高等教育はもちろん、義務教育である小・中学校でも、通信教育の導入・浸透がなされたほうがいい。と。

今回は、通信教育の”素晴らしさ”をご紹介していこう。

「全日制・定時制・通信制」の特徴

全日制

☆修業年限:基本3年

祝日や長期休暇を除いた週5日間を学校に通いながら教育を受けるスタイル。

 基本的に朝方から夕方まで。

義務教育も基本全日制を採用しており、日本で最も浸透している教育方。

入学試験では公立学校は5科目、私立学校は3科目が一般的。

集団に対して科目ごとに担当の教師が直接授業を行っていく。

第3学年を修了すると同時に卒業。

 

定時性

☆修業年限:3年以上の在籍/74単位の取得

定時制は”夜間に勉強をする学校”というイメージがあるが、昼間部・昼夜部・夜間部の3パターンがあり、多様な学び方が可能。

入学試験は国語・数学・英語・面接の4つで、入学時期は4月が一般的。

単位取得や時間帯などの異なりは存在するが、基本的な授業方法は全日制と変わらない。

 

通信制

☆修業年限:3年以上/単位制

登校日数は学校により様々存在するので、自分の希望に合わせて選択することが可能。

具体的に言えば、週5回通うこともできますし、年に何度かの合宿に参加するだけの学校や、予め定めた年間登校数を通うだけといったものなど。

また、年間通して転入生、編入生を随時受け入れている学校も多い。入学試験は書類選考・作文・面接が一般的。

このように比較してみると、通信制は総じて柔軟性が高く、時間の縛りが少ないことが大きな特徴のひとつといえる。

通信制のメリット

僕は大人になって、初めて通信教育を用いて勉強を始めました。

そして、通信教育を通して、感じたメリットは次の通り。

①料金が安価になる

②自分の時間に合わせて勉強できる

③周囲のプレッシャーがなくなる

④スピードや音量が調節できる

⑤理解できるまで、何度も繰り返し確認できる

それぞれ詳しく見ていきましょう。

①料金が安価になる

通信教育であれば、運営上お金のかかってしまう”ヒト”や”モノ”を、最低限揃えるだけでよくなるので、学校に通うタイプと比較すると、安価となるケースが非常に多い。

通常の学校では、たくさんの教室とともに、多くの講師や運営スタッフを抱えますが、映像で授業を行うことにより、必要以上の人材を確保する必要がありません。

また、教室を持つ必要もなくなるため、運営に必要な諸経費もかなり安くなります。

②自分の時間に合わせて勉強できる

学校に通うタイプだと、そこへ行き着くまでの通学時間は、基本的には無駄な時間といえる。

また、授業内容も自分専用ではなく、集団教育のカリキュラムとして組まれているので、一度遅刻や欠席をしてしまうと、取り戻すのに多少時間がかかったり、苦労してしまいがちになる。

つまり、自分の時間を他人の時間に合わせている。

一方通信教育では、他人に合わせる必要がなくなり、無駄な時間も発生しなくなる為、

主体的に自分の時間で勉強ができるようになり、無駄もなくなり生産性も高くなる。

③周囲のプレッシャーがなくなる

授業内容に不明点や疑問点を感じて、

んん?どうゆうコトだ??(;´∀`)

と、考えているうち、授業は進行してしまい、授業内容に追いつけなって、

周囲と比べて、

自分だけ取り残されている感じがする。(´・ω・`)

と、このように感じたことはありませんか?

僕は、むちゃくちゃあります(笑)

学生時代は、それがイヤで勉強をやめました(゚∀゚)

通信教育では、このような問題もなくなり、ノンストレスかつリラックスしながら勉強できます。

④スピードや音量が調節できる

映像講義では、基本的にスピードも音量も自分好みに調整可能。

ここは流しながら聞いてるだけでいいな。

と思うところは1.5倍速にしたり、

ここは注意深く聞かないとな。

と思ったら通常の速度(または0.5倍速)にしたりと、

主体的にコントロールできるので、集中力も維持しやすくなります。

ひとにはそれぞれ好みの速さや音量が存在すると思うので、

それらを合わせることが容易なのも、映像講義の良い点だと思います。

⑤理解できるまで、何度も繰り返し確認できる

④と似ている部分でもあるかもしれませんが、やはり完璧に理解できるまで、講義を何度でも復習可能というのは非常に大きなメリットでしょう。

通学するタイプだと、理解できるまで同じ授業をしてほしい!という願いはほぼ不可能。

それに比べて、何度も繰り返し確認ができるということは、少し前の講義や、もう一度復習しておきたい講義なども、いつでも自分のタイミングで見直すことが可能となります。

また、映像講義となると、生徒の顔色を伺いながら授業するわけではないので、

この講義は、映像越しの生徒にも、きちんと伝わるか?

という視点を重要視している為、内容は非常に洗練されています。

例えば、通信教育を取り入れようとするときによく上がる懸念点として、

わからない点をすぐ先生に質問できる環境の方がいいのでは?

や、

映像を見ているだけだと、眠くなってしまうのでは?

といった不安は、僕自身がそうだったように、完全な杞憂となるに違いない。

偏差値28から早稲田大学現役合格

映像講義を貧困地域に届ける活動を行っている、e-EducationというNPO法人の存在はご存知だろうか。

このNPO法人の理事であり、2013年には東京大学、ユニクロ、DELLなどが出資を行い、世界経済フォーラム(ダボス会議)が選出する「グローバルシェイパーズ(世界各国のリーダー候補たる30代以下の若者」にも選ばれた税所 篤快(さいしょあつよし)氏も、

「映像講義」との出会いにより、人生を大きく変えられた方の一人だ。

税所氏は、中学時代はそれなりに勉強ができたことから、両国高校という公立の進学校に入学したが、受験のための知識詰込み型の授業に関心が持てず、最終的に偏差値28まで落としてしまう。

高校二年の冬の三者面談では、「中学2年か3年生レベルの学力。このままでは2浪しても受かる大学はないでしょう」と担任に言われてしまったことがきっかけで、「絶対に現役で大学合格してみせる」と奮い立つ。

それから、たまたまチラシで知った予備校の「東進ハイスクール」に通うこととなる。

東進ハイスクールの特徴は、すべての授業をDVDで学生に見せることにある。

始めは税所氏も、映像講義に不安を覚えたそうだが、実際にDVDによる映像授業を受けて、前に説明してきた通り、利点を実感したという。

DVDによる授業に没頭できたおかげで、みるみるうちに成績を向上させ、早稲田大学教育学部に現役合格を果たした。そこからの活躍は、前に記したとおりである。

まとめ

日本における教育の分野は、ネットが普及した現代でも、旧態依然として、いまだに大きな変化がありません。個人的には、高等教育だけでなく、義務教育にも通信教育や映像講義をどんどん取り入れてほしいとも思っています。

全日制教育を否定するわけではないですが、これだけ価値観や世の中の仕組みが変化・多様化してきているので、教育における分野も、既存のやり方に依存するだけでなく、どんどん柔軟的に多様化を進めていってほしいですね(*^^*)

今日は、”通信教育って、素敵だよ。”ということを伝えたかった記事でした。おしまい。

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