【自責か他責か】今この瞬間から、人生は変えられる

こんにちは☺ちょっぷです☺

今回は『人生は自責にした瞬間から全てが変わる』というテーマで、考察していこうと思います。

FPとして活動している筆者の元には、

所得が高いけれども

お金との付き合い方がわからずにご相談に来られる方もいらっしゃいますし、

『育った環境がよくなくて』

 

『まともな教育を受けさせてもらえなかったから』

などとの理由でご相談に訪れる方々もいらっしゃいます。

中には、これまでの不遇なご環境を嘆き、

有料で頂く貴重なご相談のお時間を、愚痴をこぼすだけで終わってしまうような方もいらっしゃいます。

無論、これまでのご環境のすべての責任がその方にある訳ではなく、

そこには『ご自身が作り出した環境』と、『そうではない環境』があるでしょう。

例えば、

自分の力ではどうすることもできない勤務先の倒産による経済状況の悪化であったり、

突発的な病気や親の貧困、不仲、不慮の事故など、

それらは確かに嘆きたくなるような現実かもしれませんし、誰が悪いという訳でもありません。

ですが、少し酷なことを言ってしまうと

現在地、今のご自身のご状況というのは

【過去の集積の結果】だということもまた事実なのです。

どのようなご環境であったとしても

その方次第で、

逆境すら自責と捉え、エネルギーに転換してより良い方向に歩みだすのか、

これまでのご環境など、不遇なご経験のすべてを他責にしてしまうのか

形成された思考や判断の積み重ねで『今が在る』ということなのです。

例えば、田中修治氏著書の『大きな嘘の木の下で』には、以下のように書いてあります。

ソフトバンクの孫正義さんの本を読んでみると

在日韓国人だといじめられ、その悔しさをバネにアメリカに渡り成功したというエピソードが書いてある。

これを読んだ読者はこう思う。

『そうだよね、やっぱり成功する人って、ハングリーで、人並み外れた苦労をしている。虐げられてきた人ほど、それをバネに成功できるんだよね。』と、

一方、楽天の三木谷浩二さんの本を読むと、

親は大学教授で、自分も一橋大学に通って、日本興業銀行に入ってハーバード大学に留学して、その後、会社を立ち上げたと書いてある。

読者は

『そうだよね、親が大学教授でお金持ちだと環境もいいし、学歴があって、チャンスが溢れていたから成功できたんだよね』と思う。

まるで正反対の環境だ。

でも両者とも日本を代表するような大企業を短期間で作り上げている。

つまり、ハングリーでも裕福でも、どちらの道を通っても、なる人はなる。

貧乏だろうがお金持ちだろうが、

学歴があろうがなかろうが、

醜男だろうがイケメンだろうが、

やる奴はやる。やらない奴はやらない。

ここまで。

いかがでしょうか?

結局、どのようなご環境においても、その方の受け取り方や努力次第ということではないでしょうか?

話は戻り、FPとして家計のご相談に応じている中で

これまでのご環境などをどれだけ嘆かれたとしても、その時間から新たに生み出せるものは何ひとつとしてありません。

結局のところ、『そのような現実をどう捉えて、今後どのように努力していくか?』

ここに焦点を絞ることができなければ、何をやってもうまくはいかないでしょう。

ひとが変化しようとする時、とんとん拍子で思い通りにいくことなんて滅多にありません。

失敗しながら、

試行錯誤しながら、

諦めずに行動し続けなければ、できるものもできません。

他責にしてしまう考え方が癖になっていると、ちょっとした失敗や挫折でも

『やっぱり駄目だった』

 

『挑戦するだけ無駄なのかも』

このような理由をすぐに見つけ出してしまい、成長を止めてしまうことになります。

ですが、裏返してみると、

【自責思考】に切り替えられれば、その瞬間からうまくいく可能性は飛躍的に高まるといえます。

つまり、

不遇のご環境や、厳しいご経験をたくさん積み重ねてきたと思い込んでいる

あなたの伸び代は、とんでもなく高いということです。

なぜなら【自責思考】の方は、そのような捉え方はしない可能性が高いから。

思い当たる節があるならば、

今この瞬間から自責思考に切り替えてみましょう。

その瞬間から、すべてが動き出します。

変わるよ。人生が。

おしまい。

 

 

 

 

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