【自己否定】ひとの夢を心から応援できない本当の理由

こんにちは☺ちょっぷです☺

今回は、

『人の夢を心から応援できない本当の理由』について、

考察していきたいと思います。

 

もちろん、全員が全員、

『ひとの幸せなんて見たくない』

 

『夢なんて、叶うわけない』

そのように考えているわけではないでしょう。

しかし、

夢を抱き、目標や目的を持ってひたむきに頑張り、側から見てもキラキラしているひとを見かけると

応援したくなる気持ちや羨ましい気持ちが湧く一方で、悔しい気持ちや、どこか自分が置いて行かれてしまうような、

複雑な心境を抱いてしまったご経験がある方も、いらっしゃるのではないでしょうか?

 

そもそも、生まれてこのかた

『夢を抱いた事がない。』

というひとはいるのでしょうか?

夢は目標とは異なり

抽象的な表現ができるため、夢を描くこと自体はとても簡単だと思います。

子どもの頃は、作文や発表会などで

夢を考えたり、周りに伝えたりする機会もあるでしょう。

では、なぜ大人になるにつれ

徐々に夢を抱かなくなってしまうのか。

それは、抽象的な夢が少しずつ具体化されていき

子どもの頃に描いた大きな夢が叶う可能性は、現実的にとても低いということが理解できてくるからだと思います。

そして、自分と同じように周りも成長し、夢が具体化されてもなお、大きな夢を抱いているひとを見ると、

『叶うわけがない。』

と、馬鹿にしたり、後ろ指を刺したりといったシーンを、

見たり受けたりすることで

徐々に、

『バカなこと言っていないで現実を見よう。』

そのように考えるのかもしれません。

つまり、

大人になっても夢を見ているのは

『バカにされてしまうようなおかしな行為である。』

と自分自身が思い込み、

夢を見ない方が大人として『正しい選択』だと

思い違いをしてしまうことにあるといえる。

そして、長い時間をかけてその考え方が固定化されてしまうと、

夢を持ったひとに対して

『バカな事言ってないで現実を見ろ』

と言ってしまう。

そしてこの発言は、

『本当にそのひとのためを思って伝えてあげている』

可能性も高いため、一概に良し悪しは判断できません。

しかし、悪意がないことほど、タチが悪いこともありません。

悪意があるならば縁を切ってそれっきりにもできますが、

悪意なく親切心で伝えているのならば、それは形成された価値観の違いによるものなので、邪険にもできないですよね。

またなにより、

相手自身も悪意がなければないほどに

なんとかわかってもらおうと、懸命に説得にかかるでしょう。

そう考えると、むしろ悪意のない親切心ほど、タチの悪いものはないんですね。

また、忘れてはならないのが

その相手も、実は

『夢が叶われたら都合が悪い』

という、無意識の嫌悪や抵抗感を抱いているということです。

その理由は、形成された価値観にあります。

『バカなこと(夢)言ってないで、現実をみよう』

これが子どもから大人になるまでに徐々に形成されてきた価値観ならば

『現実を見る(夢をみない)ことが正しいこと』

という考え方が根本にあるからです。

したがって、大人になっても夢を追いかけ、そしてもしもその夢が叶ってしまうならば、

自分のこれまでに形成してきたら価値観そのものを否定されてしまう、

つまり、『自己否定』されてしまうという

都合が悪い真実が隠されているからです。

 

だからこそ、

大人になっても夢を追い続けているようなひとをみると、

自分ができなかった事に挑戦している、応援したい、といった感情が湧く一方で

どこか夢が叶うことに抵抗感を抱いてしまうのではないでしょうか。

 

では、ここから抜け出すにはどうすればいいのか。

僕自身は、自分を満たしてあげることで

始めて本気でひとを応援できるのではないかと考えます。

自分が腹ペコなとき、

ひとが幸せそうにご飯を食べているのを見て、穏やかな気持ちでいることなんて、とても難しいですよね。

でも、自分がお腹いっぱいなら、側で同じようにお腹いっぱい食べようとしているひとに対して、

否定的な気持ちになることはほとんどのケースでないでしょう。

 

だから、本気でひとの応援をしたいなら

自分を満たしてあげることから始めてみましょう。

今回は、『ひとの夢を心から応援できない本当の理由』について、考えてみました。

おしまい。

 

 

 

 

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