【時間の無駄】本を読む上で『最も意識しなければいけないこと』

こんにちは☺ちょっぷです☺

今回は『本を一生懸命読み込むのは時間の無駄』といったテーマで

記事を書いていこうと思います。

この記事は、

●人生をもっと豊かにしたいと考えている方

 

●生産性を爆発的に高めたい方

 

●読みたい本がたくさんあるけれど、時間が足りずに満足に読めていない方

このような方々は

ぜひ最後まで見て頂ければと思います。

それでは早速いきましょう。

本は『この世で最もコスパが高い』お買い物

本はひとを確実に成長させ、豊かにしてくれる魔法のツールのひとつです。

たかが1500円前後の費用で、その方の知見や研究成果などを学ぶことができることを考えると

『この世で最もコストパフォーマンスが高いお買い物』だといえるでしょう。

したがって、

●人生をより良いものにしていきたい

 

●今よりもっと成長したい

このように考えられているのならば

ふれる書籍の数は多ければ多いほどその方の人生にとってより良いといえるでしょう。

しかし、だからといって、

書籍を端から端まで、一行一句すべてを目に通す、

これは推奨できないと考えています。

しっかり読み込みたい人間の心情

ところで、書籍を読むにあたって

図書館などで無料で借りる方もいらっしゃれば、

中古品を安く手に入れる方や、

新品を購入する方もいるかと思います。

考え方はひとそれぞれで、手に入れる方法に是非はありませんが

『インプット』の観点からみると

より多くのお金を支払ったケースの方が、高くなると思いがち。

というのも、ひとにはどうしても

『損はしたくない・元を取りたい』という考えが働くためです。

せっかくお金をかけて購入した本なんだから、

端から端までしっかり読み込んで、

今後の人生に活かせるだけ活かしたい。

そのように考えられる方も多いことでしょう。

また、費用をかけて手に入れた書籍ならば

見落としや読み飛ばしという事実でさえも、『損』と感じてしまうかもしれません。

しかし、

そもそも『本の中にあるもの』とは

突き詰めてしまうと

『情報の集合体』です。

そして、

それら全てをご自身にインプットしようとするのは、非常に難しいといえるんですね。

ひとの脳は『忘れること』を前提としている

以前『速読』の記事でもふれましたが

ひとは基本的に、物事を忘れていく生き物です。以下より。

有名なエビングハウスの実験では、人は一つのことを20分で42%忘れ、1日たつと74%を忘れているようです。本を読んだり、セミナーを受けたりすると、その日は高いモチベーションに包まれるのに、翌日になると一気に冷めているというのは誰もが経験していることではないでしょうか。本を一回読んだだけで、その内容を100%覚えられる人など、ごくまれでしょう。

つまるところ、

一言一句しっかり読み込んだところで

結局そのほとんどは『忘れ去られていく』ということです。

本を読む上で最も大切なこと

実際、本を読了後、要約に挑戦してみるとよくわかりますが、

ふんわりとした事は伝えられても、具体的な内容は上手く説明できないものです。

つまるところ

本を読む上で『最も大切にしなければいけない』のは、

『その本から何を得たいのか?』

その目的を決めておくことが大切だと考えます。

その目的に照らし合わせて、目次を確認し、必要そうだと感じる部分だけ読み進めてみる。

目次だけで決めるのはさすがに…

という方は、

文章を『読む』のではなく、『目に写す』を意識して、パラパラとめくり、気になったところで手を止めて、しっかり読み込んでみましょう。

『速読のすゝめ』のような形になってしまいますが、

本そのものが『情報の集合体』のような存在ならば、

大切なことは『インプットするもの』よりも『インプットしなくて良いもの』を見極めることだと思います。

さらにいうと、

本だって『水増し』されている可能性は非常に高いといえます。

筆者は出版こそしていませんが、

いくつか書籍の出版依頼を受けたこともあり、

その内容を伺うと、

予め『何万文字で、このようなテーマで、』という条件があります。

一つの書籍を制作するに当たって

ある程度の条件や縛りが発生するのは当然の話ですが、

果たして全ての著者の伝えたい内容が、条件通りの文字数なのか?

伝えたい内容を全て書き切っても、まだあと数千文字、ものによっては何万文字と余ったりすることはないのか?

ことさら疑問が残ります。

読み手は人間ですが、書き手ももちろん人間です。

そのような事態に陥ったとき、どのような形で文字を埋めるのか、想像に易いですよね。

そのように考えてしまうと、

本は『最強のコスパ』という考え自体は揺るぎませんが、『神聖に値する』まではいかないのかもしれません。

普通に利用して、良いところ切り取って取り入れていきましょう。

おしまい。

 

 

 

 

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA