【最悪のパターン】『相談先』と『取引先』は区別できていますか⁉

『散髪が必要か否かを、床屋に聞くべきではない』

この言葉は、

『投資の神様』であるウォーレン・バフェット氏が残している名言です。

 

『すべきか否か』

これは散髪に限ることなく、自分の中に迷いが生じたときには、

その道のプロや専門家の方に伺いを立てたくなるものです。

 

しかし、

床屋さんにとっても、散髪をしてもらうことは利害関係の一致を示します。

したがって、床屋さんの答えは、

ほとんどの場合『すべき』一択となるでしょう。

 

つまり、『相談先』と『取引先』は区別しなければなりません。

 

床屋さんの例だけでなく、

保険は保険屋さんに、

住宅は不動産屋さんに、

資産運用は銀行や証券会社に、

 

どうすべきか、何がいいのか、

伺いを立てていませんか?

あなたにとっての『すべき』なのか

きっと、相談先の窓口も、『すべき』を後押しするために、

親切丁寧に背中を押していただけると思います。

 

しかし、その窓口が背中を押したい本当の理由、

つまり『すべき理由』は

相談者が豊かになるために『すべき』なのではなく

相談先が豊かになるために『すべき』なのです。

 

でなければ、それほど親切丁寧に対応しませんよね。

 

ちなみに、これらの相談先の特徴として

多くの場合『無料』で利用できます。

 

ですので、本当に相談者にとって価値のあるお話を専門の方から伺いたい場合は

できれば相談料が有料の窓口を利用した方がいいと思います。

 

リスクを取ることに抵抗が強いサラリーマン

リスクをとることはできる限り避けたいものですよね。

人間には太古より脳に刻みこまれている『損失回避バイアス』なるものがあるので、

リスクに対して強烈な抵抗感や拒否反応を示すようにできています。

さらにアメリカなどと比べ、日本のサラリーマンは、

地位や雇用がある程度労働基準法で守られているので

わざわざ自分から腹をくくってリスクを取りに行くような行動は実践し辛い環境にあるでしょう。

 

もちろん、盲目的にリスクをとらない生き方を否定するつもりはありませんが、

物事はトレードオフなので、料金が無料になっているぶん、何かが失われていることは

理解していなければなりません。

個人的には、その『何か』こそが、

最も価値があり、相談者がほしかったものだと思うのです。

最高のお金の使い方

物事はトレードオフ。

何かを選択した瞬間に、選択したものと対極の『何か』が失われます。

でもだからといって、”すべて有料で”というのも

現実的ではありません。

では、どうすべきなのか。

管理人としては、やはり『自己投資』こそが最もパフォーマンスの高い投資だと考えています。

様々な情報を集めてみたり、初めての体験を重ねてみたり

それらを通して得た

知見・体験は、自身の財産として腐ることがありません。

様々な経験を通して

ご自身の人間力・ビジネス力・投資力を底上げすることで

一昔前は困難だった選択が、容易に判断できるようになるかもしれません。

極論、相談する必要がないくらい自分のレベルを高めてしまえば、

外部に余計なお金を支払う必要もなくなります。

そう考えると、やっぱり自己投資が最もパフォーマンスが良い投資なんですね。

まとめ

今回は、【最悪のパターン】として

相談先と取引先を一緒にするな

というお話をしました。

その窓口が、

『無料』だったら尚のこと、

疑いを持たなければなりません。(もちろん良心的なケースもあります)

『床屋に行って、散髪すべきか否か』

覚えておきたい、金言のひとつですね。

結論、自分を磨いていきましょう( `ー´)ノ おしまい。

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