楽天経済圏の止まらない縮小と変化

一時期は「楽園」とまで言われていた楽天経済圏。

その楽天経済圏が、今急速に縮小していっている。

本記事は、楽天経済圏の縮小による変化とその内容、そして今後の付き合い方などを記事にしている。

楽天経済圏とは

楽天経済圏とは、楽天が提供する多種多様なサービスで構成されている経済圏のこと。 大手ECサイトの楽天市場、そして楽天カードや電子マネー、銀行など、楽天のサービスは多種多様。 利用者は、これらのサービス群を利用することで、「楽天ポイント」を効率よくためることが可能である。

身の回りの生活を楽天が提供するサービスで完結するにより、効率よくポイントをためることで、お得に暮らすことができることを総称して、楽天経済圏という。

また、より多くの楽天サービスを利用することにより、楽天市場でのポイント倍率が上がる仕組みとなっている。

普通に買い物を行う分には、ポイント付与などは基本的に1倍、イベントがある日などは2倍という付与率が通常であるが、この楽天経済圏を利用することにより、楽天市場でのお買い物が通常時でも10倍以上のポイント付与が受けられたりと、他ポイントと比べ、倍率に大きな差が生じる。

それぞれの楽天サービス単体での評価も悪くはなく、さらにこのポイント倍率システムにより、楽天経済圏は国内で多大な支持を得ている。

実際僕も楽天市場のデフォルト倍率が9倍と、ある程度楽天経済圏に浸かっている身だ。

しかし、その楽天経済圏が、今急速に縮小段階にある。次章から内容を詳しく見ていこう。

楽天経済圏の大きな鍵は、EC(通販)サイト「楽天市場」のポイント倍率にある

それぞれの楽天サービスは、それ単体でも評価は悪くないが、何よりも大きいメリットは、そのサービスを利用することで、楽天市場のポイント倍率が上がるSPU(スーパーポイントアッププログラム)と呼ばれるシステムにある。

そして、その一番大きなメリットのSPUというシステムが、今急速に縮小している。

ここ最近SPU関連で変化した(今後変化する)ものを下記に羅列してみた。

・楽天ゴールドカードの倍率の変化

・楽天保険の月払いの廃止

・楽天TVの条件変更、廃止

・楽天電気のSPU対象外

・お買い物マラソンのポイント上限変更

では、ひとつずつ順番に解説していこう。

楽天ゴールドカードのSPU倍率廃止

楽天経済圏に住んでいる方々には、

おそらくここ最近で一番衝撃的なニュースだったのではないでしょうか?

楽天ゴールドカードは、年間税抜き2000円で入会することができます。

楽天ゴールドカードのメリットは

・楽天市場でのポイント付与倍率が2倍上昇

・国内空港ラウンジが年間2回無料

・ETCカードの年会費無料

となっており、見てわかるとおり、楽天市場のポイント倍率2倍上昇することが、一番大きなメリットといえます。(というか全集中してます)

そして税込2200円なので、年間10万円以上楽天市場で購入すれば元は取れるので、楽天経済圏に住んでいる方は、多くの方がゴールドカードを所持していたと思います。

そのゴールドカードの最大のメリットであるポイント倍率が廃止されました。

おそらくこの変更で多数の方が解約されるのではないでしょうか?

これは、個人的にも非常に大きなニュースでした。

楽天保険の月払いの廃止

楽天には、最も低価格なもので300円から加入できる、お手軽な保険がいくつか用意されており、その保険に加入すればSPU1倍という特典もありました。このSPU倍率に変化はありませんが、お支払方法が変更されました。

これまで月払いor年払いを選択できたものが、月払いが廃止され、年払いのみとなってしまったのです。

ん?それのどこが悪いんだい?(´・ω・`)

と思った方、実はこの保険、SPUが適用されるのは「支払った月」なんです。

つまり、これまでは月払いで毎月300円支払えば、その月のSPUが1倍なされていたものが、年間払いのみとなり、3600円支払った一か月間のみがSPU1倍となる形になりました。

これも、大きな改悪のひとつといえます。

まだまだあります。どんどんいきますよ。

楽天TV・NBA Rakutenが条件変更、SPU対象外に

これまでは楽天TVの「RakutenパリーグSpecial」または、「NBA Rakuten」のいずれかに加入でSPU1倍だったのが、

2021年2月1日より「NBA Rakuten」が対象外となり、

2021年4月1日には残された楽天TVもSPU対象外となります。

ゴンゴン縮小されていっているのがおわかりになられるでしょうか?

そして先日、さらなる改悪通知がきました。((((;゚Д゚))))

楽天電気もSPU対象外へ

これはつい先日通知連絡がなされたばかりですが、楽天電気もSPU対象外となりました。

もともと楽天電気は加入&ご利用でSPU0.5倍でしたが、

こちらも2021年6月1日以降はSPU対象外となります。

さすがに僕も言いそうです。これはもういい加減言いそうです。

お買い物マラソンの付与ポイント上限変更

これまで楽天市場のお買い物マラソンでは、

※お買い物マラソン

期間中にお買い物すればするほど、プラスαでポイント付与される毎月のボーナスイベント

ポイント付与上限が10000ポイントでしたが、直近のお買い物マラソンでは、

ポイント付与上限が7000ポイントと、しれっと上限ダウンがなされていました。

うん。もう言っちゃおうかな。。すぅぅぅぅ、、。。。

くぅぅあ前絶後のおおおおおおおぅ、、、

ちゅおおう絶怒涛のおおおおぅ、、

改悪るぁあああああっしゅうううう、、。。。

ぃぃえええええええええええーーーいぃ!!!!!!

強烈な光には、影も出来る

正直改悪ラッシュです。それこそ超絶怒涛の。

そういえばSPU関連以外でも、フリマアプリのラクマが手数料6%に上昇してしまいましたね。

おそらくこれらの改悪の背景には携帯事業における、

楽天モバイルの圧倒的な破壊的プライスが関係していると思っています。

競合他社が激震してしまうようなあの破壊的プライスは、携帯事業単体でみると確実に儲かることはないが、そこを補うために、他のサービスを縮小させているという見方も出来ます。

楽天モバイルの、輝かしいメリットばかりがフォーカスされていますが、

その実、裏ではしっかりバランスをとっているという事かもしれません。

楽天経済圏との今後の付き合い方

急速な縮小が続いている「楽天経済圏」に対して、僕たちは今後どう付き合っていくべきなのか。

改悪が進行している現状ですが、

それでも、まだ現状は楽天経済圏がお得であることには違いないと考えます。

しかし、変化や改悪の波が続いていくため

今後の動向はしっかり注意をしておいた方がいいですし、

何に対してもそうですが、ひとつのツールに依存しすぎるのは推奨できないと思っています。

「今の最善はここ(楽天経済圏)だが、最善が変化した場合フレキシブルに移行できる準備だけは整えておく」

これが現時点での最適解かなと思います。

また何か変化があれば記事にします!今日はこれでおしまい(*^^*)

 

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