相手の性格はあなたが決めている【鏡の法則】

「鏡の法則」という言葉、どこかで一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?

野口嘉則さん著書の「鏡の法則」という本は、100万部を超えるロングセラーとなっており、

自己啓発書として大きな支持を集めています。

「鏡は先に笑わない。あなたが先に笑うから、鏡のあなたも笑い返すのです」

この言葉は、【鏡の法則】の中の、僕の好きな一節です。

裏を返してみると、ひとと関わり接しているときに、なにか不快に感じる接し方をされたとき、

考えるべきは「相手」よりも「自分の姿勢」なのかもしれないということですね。

鏡の法則とは

「鏡の法則」とは、自分の現実に起こっている出来事は、自分の心を写し出している鏡という意味で使われています。

現実世界はひとつの「結果」であり、その「結果」には必ず「原因」が存在する。

そしてその「原因」こそ自分の心の中に存在し、現在に至るまでの自分の行いが、心を通して現在へ写し出されているという考え方です。

しかし、あくまでも学術的な根拠は薄く、「自己啓発としての考え方」として受け入れられているといえます。

ひとの性格は「あなた」が決める

これは「鏡の法則」の中のお話ではありませんが、似たようなエピソードがあるのでご紹介します。

ある実験で、カスタマーセンターのお問合せ窓口に、「解決が難しい問題」を相談することにしました。

一度目は相談窓口の相手に配慮するよう肯定的で素直な態度で、

二度目は相談窓口の相手に配慮せず、否定的で高圧的な態度で臨み、

相談内容の結果に変化はあるのかどうかを調べるというものです。

前者の対応の結果、相談相手の窓口の方は親身に、様々な知識を駆使しながら問題解決へ向け、たくさんのアイディアをだして取り組んでくれました。

一方後者は、窓口の方でも解決が難しい問題だと理解すると、徐々にそっけない対応へ変化していき、最終的には「この窓口では解決できないから違う部署へ連絡してほしい」という対応となりました。

この結果を受けてみると

属人的な結果で、相談相手の性格が異なるから仕方ない

と考えれらることもあるでしょう。

しかし僕も、鏡の法則の通り「ひとの言動は、自分の言動の写し」だと思っています。

つまり、「ひとの性格」は、「あなたが決めている」ということです。

ひとの運の良し悪しは、「驚くほど」一貫している

「運の良さ」を研究したある実験で明らかとなったのは、運のいいひと、悪いひとの「驚くほどの一貫性」です。

個人的にはこれも、「鏡の法則」がひとつの要因であると考えています。

性格は違えど、誰しも喜怒哀楽の感情を抱いています。

例えばタクシーの運転手さんで、とても感じのいい素敵な運転手さんがいたとします。

しかしそれは、その運転手さんの「いい側面」をみているだけで、そのひとだって「よくない側面」は抱えています。

ひとの対応は、磁気のついたサイコロのようなものだと思っていて、自然と相手がだしたサイコロの目と、同じ目がでるようになっていると思っています。

だからこそ、ひとの運の良し悪しは「驚くほど」一貫するんだと思います。

なぜなら、ひとに親身になってもらい、協力してもらう人生と、ひとからそっけない対応を取られ続ける人生だと、前者のほうが圧倒的にチャンスの数が多いからです。

まとめ

今回僕が伝えたかったことは、「相手の性格は自分が決めている」ということでした。

だから、もし相手からの対応に違和感や不快感を感じてしまったら、それは「相手」ではなく「自分自身」を見つめなおすいい機会かもしれません。

「鏡の法則」は、他責から自責の原因論に切り替えてくれる、素敵な思考法だと思っています。

 

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ボリューム感も軽く、ストーリー性もあり、とても読みやすい本だと思います(#^^#)

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