生きるうえで大切な「お金」と「時間」の上手な付き合い方と、具体的な三つの要素

「お金」と「時間」は、生きていくうえで、人生を豊かにしていくうえでとても大切なモノだと思います。

「お金」は、豊かに生きていくうえでの「土台」であり、必要なモノがある時に、必要な額を持っていれば、必要なモノを手に入れる願いを叶えてくれる可能性がとても高い、非常に便利なツールです。

「時間」は僕たちが生きるこの瞬間を刻むモノであり、他のモノと比べても、二度と取り返すことはできない、今を生きる僕たちの「いのちそのもの」とも言えるかもしれません。

このふたつの大切なモノは、上手な付き合い方をすると、未来はより良くなっていく可能性が高い反面、使い方を間違えれば、後々後悔してしまうような結末も、同じように抱えているといえます。

では、具体的にどんな付き合い方をしていけばいいのか。

「豊かな生き方」その正解はひとそれぞれですが、理解して、意識しておいた方がよくなる可能性が高い、「考え方」は存在します。

今回は、生きるうえで大切な「お金」と「時間」の上手な付き合い方と、具体的な三つの要素をご紹介します。

お金と時間と、上手に付き合う「三つの要素」とは

お金と時間は、上手に付き合っていく中で大切な考え方が存在します。

それは支出における「投資」と「消費」と「浪費」の考え方です。

このみっつをきちんと理解しながら、付き合っていくことが出来れば、求めている未来に向かいやすくなる可能性は高くなります。

では、「投資」と「消費」と「浪費」のみっつを順番に解説していきます。

投資とは

現在持っているお金や時間を使うことで、将来的な資産を増やしてくれるモノのことを指します。

「金持ち父さん貧乏父さん」シリーズでお馴染みのロバート・キヨサキ氏は、

「資産は、ポケットにお金(時間)を入れてくれるもの」と、シンプルに表現しています。

具体的には、

・本の購入、読書

・興味のある勉強を始めたり、セミナーを受けてみる

・乾燥機付き洗濯機や自動掃除機の購入【時間を生んで(増やして)くれるモノ】

などがイメージしやすいと思います。

消費とは

消費の支出は、一言でいえば【生きていくうえで必要な支出】です。

具体的に言えば、

・家賃

・食費

・水光熱費

・ネット代、携帯代

などがイメージできるかと思います。

ちなみに消費支出と、後述する浪費支出に関しては、深堀するとさらに【変動費】と【固定費】に大別されます。◇この変動費と固定費は、長くなるのでまた後日書きます(#^^#)

浪費とは

浪費の支出とは、一言でいえば【今現在の欲求を満たすために使うモノ】です。

先のロバート・キヨサキ氏は、浪費に関して

「ポケットからお金(時間)を奪うもの」と表現しています。

消費支出と似ていますが、区別するには【生きるうえで必要分の支出を越えたモノは浪費】と考えて頂ければわかりやすいと思います。

具体的に言えば

・嗜好品の類(コーヒーや紅茶など)

・中古で必要十分な場合の「新品」や「新作」への買い替え

・ゲームアプリに使う時間や課金

浪費の支出はあげればきりがありませんが、わかりやすい例はこのあたりかと思います。

◇ちなみに、たばこはニコチン依存症になると消費支出へと変化するかもしれませんが、最初から依存症の方は存在しないので考え方はは浪費支出です

「今」を豊かにしているのは「浪費」である

ここまで読んで頂ければ気が付いた方もいると思いますが、

今を豊かにするものは「浪費」の支出です。

そして経済は、浪費の支出で回っています。

支出の区別ができてくると、日常で流れている様々な広告の、魅力的な商品たちも、そのほとんどは「実は必要ない」ことが理解できてきます。

したがって、誰も浪費しなくなれば、ほとんどの企業が消えてなくなってしまうと思います。

だから「浪費」そのものは否定すべきものではありません。

大切なのは、「この時間やお金は浪費だ」と、頭できちんと理解しておいた方が良いということです。

「投資」と「消費」と「浪費」は「バランス」が肝心である

1年後に1万円、もしくは今5千円差し上げます。どちらを選びますか?

この問いに対して、多くのひとが、「今5千円!」と答えることが明らかとなっています。(金額はうろ覚えなんで多少ズレてるかも( ;∀;))

つまり、将来と現在だと、ひとは現在の方を強く重視するということです。

したがって「この支出は、どの項目なのか」を理解できていなければ、自然と浪費項目への比重が高くなります。

浪費は確かに「今」を満たしてくれる、心の栄養のようなものですが、そればかりでは将来的により良くなっていくことは難しいでしょう。

だから、お金にしても、時間にしても、何より意識することが大切です。

少し浪費に偏っているな~

投資ばかり頑張りすぎて、心が疲れてきているな

などなど、欲求先行ではなく、きちんと自分の心と相談しながら大切に使うことができるようになり、徐々にバランスも良くなっていくでしょう。

まとめ

個人的には、「意識」できてさえいれば、「浪費」も使いたいだけ使えばいいと思っています。

なぜなら前述したように人生の豊かさはひとそれぞれだからです。

しかし、きちんと理解し意識できていなければ、欲求のままに浪費してしまったり、投資だと思っていたものが実は浪費だったりと、後々後悔してしまう可能性もあります。

「持家か、賃貸か」論争も同じだと思います。きちんと区別できて、納得しているならば、持家でも賃貸でも、どちらでもいいでしょう。

またいずれ、書けなかった「変動費」と「固定費」に関しても、記事にしていきますね(*^^*)

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