僕は飲食業である居酒屋で7年以上従事してきました。
その分、一般の方々よりもたくさんの調味料に出会ったり、また試したりしてきましたが、
今回はその中でも特に、「強烈に旨みが強い」と感じた「お塩」をご紹介したいと思います。
目次
◇天然海塩 ゲランドの塩
僕が出会ってきたお塩で、断トツ№1はこちらのお塩です。
▽ゲランドの塩(フランス産・ブルターニュ地方)
◇ゲランドの塩
フランス西海岸、ブルターニュ地方にゲランド塩田はあります。 太陽と風の力、粘土の地層を活かした構造を持つこの塩田で 1000年以上、機械をほとんど使わない伝統的手法を用い、 塩職人(パリュディエ)の手により『ゲランドの塩』は生産されます。
自然環境を最大限に活かしたこの製法で作られる『ゲランドの塩』は、 古くはブルボン王朝時代から今日に至るまで、 フランス料理の名シェフたちから高い評価を受け続けています。
個人的な使用感は後述します(*^^*)
◇塩の種類・分類
そもそもお塩の種類はご存知でしょうか?
一口にお塩といっても、その種類は「海塩・岩塩・湖塩」の三つに大別されます。
▽ATJ HPより抜粋
海塩 | 海水から採られた塩。 | |
食塩 | 一般的に販売されている塩です。イオン交換膜透析法により、ナトリウムイオンとカリウムイオン抽出、濃縮し、真空蒸発缶により煮詰めて作られます。ミネラル等の添加はありません。 | |
自然海塩 | 完全天日塩 | 海水を塩田や枝条流下式により濃縮し、太陽光と風だけで数ヶ月かけて結晶化させたもの(加熱は行いません)。 |
平釜塩 | 海水を塩田や枝条流下式により濃縮し、平釜で煮詰め結晶化させたもの。 | |
再生加工塩 | 自然海塩加工 | 輸入した原塩ににがり等のミネラルを添加して成分調整を行ったもの。 |
イオン交換塩加工 | イオン交換塩ににがり等のミネラルを添加して成分調整を行ったもの。 | |
岩塩 | 岩塩は、大昔海だった場所が地殻変動などで陸地に閉じ込められ塩湖となり、その海水の水分が蒸発して次第に塩が結晶化し、その上に土砂が堆積してできた塩の層から採取されます。 | |
溶解法岩塩 | 岩塩層に水を注入すること等により、濃い飽和塩水を作り、真空蒸発缶で結晶化したもの。さらに、ミネラルを添加したものと添加しないものとに分かれます。 | |
採掘法岩塩 | 岩塩層に直接ボーリング、露天掘りをし、採掘したもの。 | |
湖塩 | 昔、 海だった場所が地殻の変動によって次第に陸に閉じこめられ、そのうちに水分が蒸発して水の中の塩分濃度が高くなった湖が「塩湖」です。その濃い塩水をさら に蒸発させて塩分を結晶させ、「湖塩」がつくられます。また乾季に湖の水が自然に干上がり、塩の結晶があらわれる塩湖もあります。 |
それぞれの味の特徴
●海塩
ミネラルが豊富で、まろやかな味わいのものが多く、食材本来の持ち味をじんわりと引き出すのに適しています。あまり食材を選ばずに幅広く使用できることが特徴。
●岩塩
シャープでキレが強く、総じて「塩気の力強さ」が特徴。また種類によって様々な色などがあることでも知られ、認知度の高い塩のひとつ。肉料理やエスニック料理などによく用いられる。
●湖塩
やわらかな苦みと甘みがあり、海塩同様バランス力に優れ、いろいろな料理に合わせやすい塩である。しかし、日本では生産されておらず、希少性も高い為、認知度は低い。
「ゲランドの塩」の使用感
料理に欠かすことができない調味料である「お塩」で、塩味の強さに関しては好みが分かれる部分だと思います。
「ゲランドの塩」は、塩気の強さに関しては「そこそこ」で、どちらかというと海塩特有の「じんわり系」です。したがって、ドスンと塩気が強いものが好みならば岩塩に軍配があがるでしょう。
しかし、僕が「ゲランドの塩」で感動したのは、塩気よりも、むしろ「旨み」の方です。
例えば、風味や香りを加えたフレーバーソルトなどであれば、多少加工された旨みを感じても驚きはしません。
しかし、自然海塩の「お塩」単体で、これほどまで「旨み」を感じるお塩は今まで出会ったことが無かったため、初めて試食した時は感動しました。
加えるだけで、塩気をそこそこに、味わいに更なる「旨み」と「深み」をプラスしてくれる「ゲランドの塩」は、それだけで普段の料理を何段階もアップグレードしてくれることでしょう。
「ゲランドの塩」Amazonでも爆売れ中
「ゲランドの塩」は、実店舗もなく、基本的には通販購入のみとなります。
また一個当たりの容量も多いものが多く、どちらかというと「業務用」の需要の方が高いといえるでしょう。
一般的なお塩と比べても決して低価格なわけではないですが、それでもAmazonの調味料ランキングでは上位に食い込んでおり、またAmazon choice(人気商品に付くマーク)にも選ばれています。
つまり、それだけプロが認めているお塩だということです。
下記にも添付しておきますので、
この機会にぜひ、「プロも絶賛する」お塩を試してみてください(*^^*)おしまい。
▽家庭でも使いやすい250gを添付