【目標貯金と結果貯金】お金が貯まらない理由は”戦術”ではなく”戦略”に問題がある

こんにちは☺ちょっぷです☺

本日も元気にブログを書いていきます☺

今日のテーマは、ずばり「貯金に関して」です。

貯蓄体質のひとは、どんな方法で貯めているのか知りたい…。

 

頑張っているのに、なかなかお金が貯まらない…。

 

無駄遣いはしていないはずなのに、家計が楽にならない…。

今回の内容は、特にそんな方々に見て頂きたい記事となっています。

それでは、さっそくいきましょう~(*ノωノ)

お金が貯まるひと、貯まらないひと

生きていく上で、どうしても必要になってくる「お金」

できれば、たくさん貯めたいものですよね。

しかし、上手にお金を貯められている方が存在する一方で

貯めようと努力しても、一向に通帳残高が増加しないといった方も存在します。

実際僕の身近でも、

上手にやりくりして100万円以上貯めているひともいれば、逆に同年代の知り合いでも、貯蓄は10万円以下といったひとも多くいます。

ちなみに僕自身は、18歳から一人暮らしを始めて、

居酒屋で独立した26歳の時点までに、独立資金として400万円貯蓄していました。

一人暮らし開始時点での貯金残高は10万円前後、独立するまでは、手取りで25万円ほどだったとおもうので、同じような条件の方には

「よくそれだけ貯められるよね!」といったお言葉を頂いていました。

しかし僕自身、貯蓄自体は苦でなかったので、

周囲の(お金が貯まらない)という声を聞いては

逆になんでそんなに貯まらないんだろう?

と、不思議に感じていました。

ですが、最近になって、やっと理解できてきました。

お金の貯め方には、きちんとした「仕組み」があります。

この仕組みを構築せずに貯蓄を行おうとしても、やはり上手に貯まっていきません。

お金の貯め方、その仕組みについては、次に解説する「結果貯金」と「目標貯金」のふたつの存在を理解する必要があります。

「目標貯金」と「結果貯金」

貯金は、「目標貯金」と「結果貯金」の二種類の方向性からアプローチできます。

そもそも目標貯金とは、

貯めたい目標金額を決め、出費に気を配りながら、日々の生活を行っていくことを指しています。

一方の結果貯金とは、

収入>支出の形を最初に形成することで、日々の出費にはそれほど気を配ることなく、知らず知らずに貯まっていく状態のことを指します。

それぞれを一言で表すと、次のような形となるでしょう。

◇目標貯金

 必要なモノ:我慢と忍耐

◇結果貯金

 必要なモノ:仕組み

大切なのは、戦術ではなく戦略である

ご理解の通り、上手に貯蓄できている方の大部分は「結果貯金」という手法を用いており、貯めたくても貯まらないと嘆いている方々の多くは「目標貯金」を採用しています。

つまり、お金が貯まらない根本的な理由は、【戦術部分】である日々のやりくりの問題ではなく、【戦略部分】である採用したアプローチ方法に問題があるのです。

お金が貯まらないと嘆いている方々の多くは、自分を否定してしまったり、ネガティブな感情に覆われてしまったりします。

また、その気持ちが慢性化すると、お金を使うこと自体にも、強い嫌悪感やストレスを感じてしまったりするでしょう。

本来、お金は人生を豊かにするために使うべきで、使わなければ価値が生じないものなのに、お金を使うことにストレスを感じてしまうと、それは豊かな人生から遠のいてしまうことを意味します。

しかし、「お金が貯まらない」と思い悩んでいる方も、戦略部分の見直しを図れば、非常に高い確率でお金は貯まり始めます。

そして、その戦略を決める仕組み構築の前段階として、必ず必要となる作業があります。

それが、次に解説していく現状把握です。

貯金の第一歩は「現状把握」から

何事も、アクションを起こすには、まずは現状把握が肝心となります。

始めは簡単な方法でいいので、入ってくるお金と出ていくお金をまとめていきましょう。

出費が発生したら、そのレシートを捨てずに、まとめて管理できる袋や箱に入れておくといいでしょう。

そして、一定期間ごとに集計して、確認する。

基本的にはこれだけです。

ただ、現状把握期間は、クレジットカードは封印し、現金決済のみを推奨します。

クレジットカードでは、購入時点と支払い時点が異なるため、月間の支出に誤差が生じるからです。

あとから支出の発生点を遡るのは手間ですし、やはりシンプルなのが一番です。

「付帯されるポイントがお得」という気持ちも理解できますが、ここは割り切って行う必要があると思っています。

ちなみに、どうしてもクレジットカード決済が良い場合は、デビットカードを推奨します。

デビットカードとは、決済した瞬間に口座からお金が引き落とされる仕組みなので、現金決済とほぼ変わりません。

期間は最低1か月。推奨は3か月です。

日々レシートを見返すのは大変なので、一週間ごとなど、自分の中で確認する日を決めると良いでしょう。(僕の場合は、1か月ごとにまとめて集計を行う日を設け、3か月間行いました。)

次に、集計の仕方を解説します。

集計は消費・浪費・投資の三種類に分類する

以前、お金(時間)には三種類の使い方が存在するという記事を書きました。

集計項目も、それにならって、「消費」「投資」「浪費」に分類していきましょう。

ここで大切なのが、「浪費」を「浪費」と認識していることです。

もし集計した時に、(消費項目と投資項目の割合が非常に高く、浪費項目がほとんど見当たらない)といった場合は要注意です。

なぜならそれは、「浪費」だと自分で認識できていない、「隠れた浪費」が、必ず存在するからです。

以前の記事でも書きましたが、浪費は決して悪いことではありません。

人生を豊かにしてくれる、素敵な支出です。

つまり、真に危険なのは、浪費だと気付いていない支出なんです。

なぜなら、浪費を浪費と思わずに支出しているということは、

「生きていく上で必ず必要」と思っていたり、「未来をより良くしてくれる」と思ってしまい、その支出に歯止めが利いていない状態だからです。

ネガティブなイメージのある浪費とは認めたくないという人情も理解できますが

浪費と認識することで、「このくらいにしておこう」といった自制が利き始めるのです。

そういった意味でも、現状把握、そして集計を行うことは非常に大切だといえます。

集計後、「貯まる仕組み」を作る

現状把握が完了すれば、ご自身の財務状況が鮮明に理解できていることと思います。

浪費の割合が高いから、ここをもう少し抑えて…。

 

変に食材に拘り過ぎていて、食費が多くを占めているから、もう少し調節して…。

 

安売り時に無駄に多く買いすぎているな。ロスを考えるとむしろマイナスかも…。

などなど、解決策もたくさん浮かんでくることでしょう。

しかし、それではやはり「目標貯金」となってしまいます。

あくまで僕が目指すのは「結果貯金」。

日々の支出のコントロールという「戦術部分」には、あまり大きな比重は置きません。

なぜなら自然と貯蓄が増加する状態こそが、最も継続力が高く、ストレスもかからないからです。

したがって、結果貯金を行う上で、現状把握後に必ず見直すべきは「固定費」です。

固定費の見直しは必ず行うべき

日々の生活の中での支出という「変動費」は、

毎日気を配る割には、金額的なインパクトは少なめです。

つまり、精神的にコストパフォーマンスが良くないといえます。

もちろん、「塵も積もれば山となる」ですが、それは後回しでも良いと思っています。

それよりも、そもそも支出の大きな山である「固定費」こそ、抜本的に見直すべきです。

※変動費や固定費に関してはこちらの記事から

固定費の抜本的な見直しは、手続きこそ手間ではありますが、その後は見直しがなされた分永続的に支出が下がるので、コストパフォーマンスが非常に高いです。

例えば携帯代や保険料。

携帯代は格安シムが浸透してきましたし、大手携帯会社も料金の値下げに踏み切りましたが、「単純に手続きが面倒」というだけで現状の高い携帯代をそのままにしてしまっている方も多いのが実情です。

また、保険料に関しても、

独身ならば火災保険と自動車保険だけで十分ですし、他は必要ないと考えています。

既婚者ならばプラスで掛け捨ての生命保険だけでいいと思いますし、そもそも任意加入の医療保険は必要ないと考えています(理由はこちらの記事から)

不安の代償は大きい

不安は高くつきます。

保険などの見直しを行う際、おそらく周囲は「何かあったらどうするんだ?」と聞いてくるでしょう。しかし、何かあった時の想定と準備さえできていれば、問題はないはずです。

「何かあったらどうするんだ?」と聞いてくる方は、何かあったときの想定や、準備の仕方が理解できていないからこそ、その分たくさんのお金を出すことで、不安を補っているということを理解しましょう。

その他にも、自動車や住居といった支出の大部分を占めるものから、何百円単位の月払い契約となっている細かなものまで、この機会にしっかり見直しを行うべきです。

それらの行いは、未来の自分にしてあげられる、最高のプレゼントとなっていくと思います。

ここまで行うだけでも、家計は非常に身軽になると思います。

しかし、それでもまだ状況が芳しくない場合や、もう少し貯蓄スピード上げていきたい場合は、変動費部分にもメスをいれていきましょう。

理想的な支出の割合

消費:70% 投資:25% 浪費:5%

上記は一般的に語られている、支出の理想的な割合です。

ご自分の支出内容や割合と照らし合わせ、いくつか改善点が見つかれば、無理のない範囲で予算を決めて調整していけばいいと思います。

また、あくまでもこの割合は参考程度に捉えて頂くのが良いかと思います。

なぜなら、収入や支出、生活内容はひとそれぞれに事情があるので、ご自身にとっての最適解が理想の割合とは限らないからです。

近ずけるのではなく、ご自身のちょうどいいバランスを見つけていくための参考程度にしていくのがいいと思います。

まとめ

僕自身は「結果貯金」スタイルなので、あまり貯蓄を意識したことはありません。

もちろん、独立を視野に入れていたので、貯金しようとは考えていましたが、日々神経をすり減らしながらコントロールしていた訳ではないということです。

目標貯金金額を決めて、目標期間を決めて、それに家計を照らし合わせて、ぼんやり使える予算を決めていただけです。

それでも、身近な多くの方から、「そんなに貯められてすごい」と、よく言われていました。

もちろん、僕より多くの貯蓄をしている方も、数多く存在していましたし、自分がすごいなんて思ったことはありません。問題なのは、自然と増える状態をストレスなく作る「仕組み」を、多くの方が行っていないことだと思っています。

そして、僕の身近の「貯められない」という方々は、どちらかというと真面目な方が多い印象です。

きっと、やりかたさえ改善できれば、お金にゆとりは生まれ、ストレスは減少するだろうに。。と、感じてしまう方が多いんです。

個人的には、家計再生のお手伝いができるようなお仕事も、今後行っていきたいですね~。

こちらのブログにも、

今後もお金にまつわる考え方や、付き合い方などを更新していきますので、ほんの少しでも、何かの好転のきっかけなどになればなにより嬉しく思います。

今日は、貯金に関するお話でした。おしまい☺

 

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