【隣の億万長者】年収が高くても、『蓄財優等生』とは限らない

こんにちは☺ちょっぷです☺

本日は、名著『隣の億万長者』から

『蓄財劣等生』と『蓄財優等生』を見分けるある法則をご紹介します。

『隣の億万長者』とは

今回参考にしている書籍は、

世紀を超えて読まれ続けているロングセラー商品で、言わずと知れた名著です。

『億万長者とは、どのような人々なのか?』

膨大なデータや統計、インタビューを重ねながら、

億万長者の実像に迫る古典的な名作です。

 

今回は本書の中の一部でもある、

『蓄財劣等生』と『蓄財優等生』の判断基準をご紹介していきますが、

本書をまだ読んだことがないという方は、この機会にぜひ読んでみてくださいね☺

 

年収が高いひとでも、蓄財劣等生?

『お金持ち』をどう定義するか。

本書の中では、億万長者の定義の方法として、以下の2つがご紹介されています。

 

①純資産で見る方法

 

純資産とは、現在の資産額から負債額を差し引いた価値のことを指します。

例えば、自宅や車を、住宅ローンや自動車ローンを利用して購入している場合、

それらも確かに所有者の資産に違いありませんが、外部から借り入れたお金で購入しているので、純粋な資産ではありませんよね。

したがって、借り入れている(負債)部分を差し引いて、資産を計算しなければなりません。

これが、純資産の考え方です。

ちなみに本書の中では、100万ドル(日本円で約1.1億円)以上の純資産を保有している人を億万長者、お金持ちと呼んでいます。

 

②期待資産額

 

お金持ちかどうかを計るもうひとつの見方が、『期待資産額』を基にするというもの。

資産の額は、その人の年齢や収入に大きく影響されます。

収入が多ければ資産も多いはずだし、働いた年月が長ければそれだけ蓄財もできているはずです。

したがって、収入の多い年輩者は、収入の低い若者よりも資産があってしかるべき。という考え方です。

本書の著者が長年高所得者や資産家の調査研究を行った結果、いくつかの多数方程式を開発したとありますが、

ざっくり自身がお金持ちかどうかを計るためには、以下のルールを理解していれば良いと言います。

 

期待資産額=税引前年収×年齢÷10

 

この方程式で算出した数字より、2倍以上資産が上回れば『蓄財優等生』に、

期待資産額の半分以下だと『蓄財劣等生』だといいます。

 

例えば、本書で紹介されているジョン・アシュトン氏(56歳の医者)

彼は年収56万ドルで資産は110万ドルあるため、①の指標で見ると、億万長者といえます。

しかし、②の期待資産額は

56万ドル×56(年齢)÷10=313万6千ドル

であるため、期待資産額の定義からすれば、彼を裕福とは呼べなくなってしまいます。

つまり、これだけ年収が高いにもかかわらず、『蓄財劣等生』になっているのです。

年収の高い『蓄財劣等生』はごまんと存在する

年収が高くなればなるほど、付き合う人間やライフスタイルに変化が生じ

お金の使い方にも影響を及ぼすようになります。

多くのメディアでは、『爆買い』などと、お金を豪快に使ってみたり、

贅沢な暮らしぶりを映し出したりして、消費者を刺激するような情報を絶えず発信しています。

しかし、どれだけ稼ぎがあったとしても、

そのようなお金の使い方をしていては、

いつまでたっても『蓄財劣等生』から抜け出せません。

結果的に、高水準の稼ぎを維持し続ける必要があるんですね。

本当の億万長者の姿

本書は、①よりも②に主眼を置き、

億万長者に大切なことは『倹約・倹約・倹約』と伝えられています。

また、億万長者の本当の姿とは、

いわゆる士業などのエリート業や、メディアにでているような派手な生活を送っている方々ではなく

ごく普通な仕事や家庭を持つ、一見目立たないような方々が、億万長者の多くの実像なんですね。

まとめ

今回は、古典的な名著でもある『隣の億万長者』から

『蓄財劣等生』と『蓄財優等生』の違いと、その見分け方をご紹介しました。

管理人的には、『お金持ち』に対する視点がユニークで、ためになる内容となっていると思いますが、

一方で全体を通して『倹約・倹約・倹約』といった内容を伝えられるので

人によっては、少しお腹一杯気味になるかもしれません( ;∀;)

しかし、古典的な名著として、ロングセラーを記録している書籍は

それだけ長い期間にわたって支持を集めた本質的な内容であることの、何よりの証拠かと思います。

まだ読まれていない方は、この機会に読んでみてくださいね☺おしまい。

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