この世にはプライスレスという
「お金では買えない大切なモノ」が存在しますが
実は、プライスレスのように感じているだけで、「本当はお金で買えるモノ」も存在します。
今回のテーマでは、
お金で買えなさそうにみえて、実はお金で買える3つのモノについてお伝えしていきます。
参考著書:お金と人生の真実 著者:本田健さん
目次
「本当はお金で買える」もの
「本当はお金で買える」という代表的な3つのもの、それは、
時間・信用・才能になります。
では、ひとつずつ詳しく見ていきましょう(*^^*)
お金で買える「時間」
まず、お金で買えなさそうで買えるのは「時間」です。
時間は面白い資産で、毎日使い切らなければなくなってしまうものです。
貯めておくことができないので、上手に使い切るしかありません。
つまり限られた時間をどう使うかがその人の人生の質を決めるといえます。
「限られた時間をどう使うか」とは、「自分がやりたいことにどれだけ時間を使えるのか」と言い換えることが出来ると思います。また、
自分がやりたくないことをやらない行動を選択することができれば、
自分の時間が増えるともいえます。
その為に「お金は使える」ということです。例えば、
・家事が嫌いな人はお金を払ってその仕事をしてもらう
・洗濯やアイロンがけが苦手な人は、お店でやってもらう
・食事を作るのが苦手な人は、誰かに作ってもらったり、調理されたものを買ってくる
こうした行為も広く見れば、ひとの時間をお金で買っていることで
自分の時間を増やしている(買っている)といえます。
お金で買える「信用」
信用は、一度失うとなかなか取り戻すのが難しい性質を持っています。
商売を行っている人は、この信用を築くことをとても大切にします。
また、ひととひとが関わるうえでの原理原則は
ノーペイン・ノーゲイン(痛みなくして得るものなし)なので、
自分が得することばかり選択していては、信用は築くことが出来ません。
僕の大切な友人が
(大人の正義は金だ(゚Д゚)ノ)
と言っていました。(笑)
※銭ゲバな方ではありません。あくまでものの例えで、お金には誠実にあれということを端的に伝えてくれただけです。
でも、そんな大切なお金だからこそ、上手に使うことができれば、
それだけ信用も築きやすくなります。例えば、
相手に少しだけ有利なようにしたり、
自分が少しだけ損をするようにしておいたり、
余分に払ったり、早めに払うことでも、信用は高まります。
また何かトラブルがあった時でもお金を使うことで信用を落とすのを避けることが出来ます。
例えば自分の会社の商品に不具合がでたとき、
知らんぷりをするのか、無償で修理交換するのかで、その信用は大きく変わってくるでしょう。
これは、お金と信用が密接に関わっていることを証明しています。
お金で買える「才能」
才能を買うなんて無理だと思うかもしれません。
でも、少し考えるとわかりますが、音楽でも美術の世界でも、
一流の先生につくことで、開花する才能はあります。
もともと才能が全くない分野の場合は問題外ですが、お金をふんだんに使うことで、
才能が開花することがあるのもまた事実です。
才能が開花する環境を買うことも出来ます。
お金持ちの家には、ライブラリー、音楽室、シアタールーム、温水プール、ダンスルームなど、
普通、家にはないお部屋があります。そのおかげで子供たちの才能が開花する可能性が高まります。
才能の開花とは、つまるところやってみないとわかりません。
これは見方を変えれば、たくさんやらせてあげることが「才能の開花の確立を上げる」という事です。
そのためにふんだんにお金を使う行為は、才能を買う行為と言い換えることができると思います。
ひとは最後は感情で動く
お金で買えるのかどうかという今回のテーマは、
結局のところ「解釈」による部分が大きいと思います。
また、例え大切な時間や信用や才能がある程度お金で買えることがわかったとしても、
ひとは最後は感情で動きます。
行動経済学の名著「予想通りに不合理」にもある通り、
ひとは合理的だと理解できていながら
しばしば不合理な選択をとってしまったりします。この不合理とは、
つまるところ「感情」そのものなので、
(お金が全てである)
(お金があれば解決できる)
という一辺倒な考えだと、最後には哀しい結果となったりします。
今回紹介したテーマはあくまでも人生をより良くするための手法論のひとつですので、
賛否は受け付けませんので悪しからず( `ー´)ノ(それこそ解釈の違いということで(*^^*))