【定時に帰ると決めてしまう】残業から解放される二つのポイント

こんにちは☺ちょっぷです☺

今年も早いもので8月に突入しましたね。

地方の大分市でも、外出すればほぼ100%、皆様マスクをされていますが、

夏の暑さもピークを迎えますので、熱中症にだけはホント気を付けていきましょう( ;∀;)

ということで、本日も冷房の効いたお部屋から、本のご紹介がてら、会社の定時帰宅”に関して考察していきたいと思います☺

参考書籍のご紹介

定時帰宅 ~「働きやすさ」を自分でつくる仕事術~

著:日野瑛太郎氏

 

本作の著者は「脱社畜ブログ」の管理人さんです。著者のブログはこちらから

本作は、著者の第三冊目。

過去二冊は「日本人の働き方はおかしい」と、問題提訴している書籍で、「誰しも本当は言いたいけど言えないこと」を代弁する形の内容となっていますが、三冊目に当たる本作は、”脱社畜”する為の具体的なテクニックに踏み込んでいる内容となっています。

基本的には、題名にある通り「定時通りに、すぐに仕事を切りあげて帰るべき」といったことが列挙されているので、想像通りといえば想像通りの内容となりますが、その切り口やユニークなものの見方などは、読み進めていておもしろいなと感じました。

✔仕事が忙しくて、自分の時間が確保できていない

 

✔定時で帰りたいけれど、職場の雰囲気的に残業せざるを得ない

 

✔定時で帰れないということに、疑問を抱いて働いている

このような方々は、一読する価値があるんじゃないかなと思います。

受動的な仕事か、能動的な仕事かで、残業の是非は変わる

そもそも、「残業」と感じている時点で、それは「受動的な仕事」であり、「やらされている仕事」といえるでしょう。

自分自身が定時を過ぎても仕事をしたいと考えるならば、それは「能動的な仕事」「自ら取り組んでいる仕事」なので、残業だなんだと考えることもなく集中できたり、楽しんで仕事に没頭しているはずだからです。

僕自身も、居酒屋勤務時代に、初めて店長を任されたときは、嬉しくって、深夜1時閉店のお店にも拘わらず、毎日朝5時まで本社に黙って店を開けていました。深夜の1時~5時の間にスタッフを入れてしまうと本部にバレてしまうので、深夜営業はいつも一人。

もちろん深夜なので、お客さんは多くても20人くらいでしたが、毎日がとにかく楽しくて仕方なかった。

一人で大変だろうからと、お客さんがキッチン前まで来て、配膳の手伝いをしてくれたり、飲み物をご馳走してくれたり、店を閉めた後にそのまま仲良くなったお客さんと飲みに行ったりと、

はた目から見たら、「そんなの絶対にやりたくない」と思われるかもしれませんが、当事者である僕自身は、本当に楽しかったし、当たり前だけど残業だなんて、これっぽっちも思わなかった。

そういった意味では、受動的な仕事か、能動的な仕事かで、残業の是非は変わってくると思うんです。

そして、もし「残業が辛い」と感じるならば、それは「やらされている仕事」となっている可能性が高いので、きっと本書でご紹介されている内容やテクニックが、活かされることが期待できるでしょう

定時帰宅するために決める二つのこと

結論から言ってしまえば、定時帰宅するために行うポイントは次の二つのように思います。

①定時になったら帰社すると決める

 

②同調圧力に対処する

①は自己完結できますが、②は他者が大きく関わります。

関わるひとが多ければ多いほど、問題は複雑化しやすいので、やはり厄介なのは②の方。

しかし、自分自身が、残業はしたくない。定時に帰りたい。

と強く願っているならば、問題が複雑だからと、投げ出していても現実は何も変わりません。

変えたければ、行動するしかないんです。

①と②、それぞれのポイントを考察していくので、ぜひとも行動の一助にして頂ければ幸いです。

定時になったら、帰社すると決める

定時に帰るためにとるアプローチとして、仕事を時間内に終わらせる。

という、効率化生産性の向上によって対処しようと考える方は多いと思います。

この仕事さえ終われば、定時に帰れる!

そう思い、一心不乱に仕事をさばく。そして、なんとか定時までに仕事を終わらせることができ、上司に報告をすると、

お、もう終わったの!?早いね!!じゃあ、次にこの仕事をお願いしてもいいかな!?

と、きてしまう。これこそまさに青天の霹靂。

しかし、このようなやりとり、実際に経験したことがあるという方は、存外多いのではないでしょうか?

実は生産性が高いひとには、それ相応の仕事量がふりかかってきます。

なぜなら、誰しも生産性が高い訳ではなく、一律でもないので、生産性が低いひとの分は、生産性の高いひとが肩代わりして補っているからです。

ここに、生産性の高いひとが苦労するトラップが隠されています。

仕事は無限に生じます。そして、生産性が高ければ高いほど、どんどんやるべきことも増えていく。

つまるところ、仕事に終わりなんてありません

したがって、発想を変えなければいけないのです。

まず、定時に帰りたければ、それまでに仕事を終わらせるのではなく、定時になったら仕事の状況に関係なく帰社することを決めてしまうのです。

これが①のポイント。発想の転換です。

中途半端に切り上げた方が、翌日スムーズに仕事ができる

仮に定時になった時点で、仕事が中途半端な状態でも、そのまま帰社したほうが次の日スムーズに仕事ができると、”理系ミステリ作家”で有名な森博嗣氏も語っています。

キリの良い状態よりも、中途半端な状態の方が、翌日どこから手を付ければいいかすぐに判断できるので、結果的に仕事の立ち上がりがスムーズとなる。一方、キリの良い状態で翌日仕事を行うとなると、さあ、今日は何から手をつけようか、考える時間が生まれてしまう。この無駄な時間を省く為にも、仕事は中途半端な状態で翌日に”残してあげたほうが親切”なのだ

と、こんな内容だったと思います☺

いずれにしても①に関しては発想を変えるだけで、自己完結できる部分なので、それほど難しいことではないと思います。次に②を考察していきましょう。

同調圧力への対処方

定時になったので、失礼します!

こんなにはっきり言えれば、どれほど気持ちがいいか。。。

しかし、現実はそれほど甘くありません。

なぜなら、それを許さないかのような職場の「空気感」、いわゆる「同調圧力」が働くからです。

俺たちだってまだ働いているのに、まさか先に帰るつもりなのか!?

という、アレ。

この同調圧力に屈してしまい、やりたくもない残業から、抜け出せないという方々も非常に多いのではないでしょうか。

しかし、誰しも本当は定時で帰りたいはずなのに、そもそもなぜ同調圧力が生じてしまうのか。

それは、帰りたいけど帰れない日々を送ることで、徐々に「定時では帰れない」「残業は当たり前」という考えが浸透し、「残業は我慢しなければいけないもの」として定着してしまったからでしょう。

そして「自分は我慢しているのに、他のひとが定時で帰るのは許せない」といった雰囲気が熟成されていく。

つまり、この「同調圧力」に対処する為には、まずは我慢して残業している方々に、定時で帰ってもらうことが大切となります。みんなが定時で帰れるように、アシストに徹していくのです。

例えば、定時が近くなってくると、あと10分で定時ですよ~!」と時報のようにオフィス内を練り歩いてみたり、なかなか帰ろうとしない人がいれば家族が家で待っていますよ!」家族の存在をチラつかせ、帰宅を促したり、帰りづらそうにしている人に~~さん、一緒に帰りましょう!」と巻き込んでみたり、

このような活動を行い、周囲のひとも帰りやすいようにアシストしていけば、少しづつ

あいつは定時で帰るけど、あいつのおかげで自分も定時で帰れるようになったからな。

と思って頂く事ができ、徐々に文句を言われることはなくなっていきます。

また、この声掛けは、何も”定時”に関してだけではなく、”有休休暇”などでも有効です。

☆今年の夏はどこに遊びに行きますか?

 

☆そろそろ、お休みを取らないんですか?

など、自身も”有休は人の目が気になって取りづらい”と感じているものは、相手も同じように感じているはずなので、相手が(有休をとっても大丈夫そうだ)と思ってもらう為にアシストしてあげれば、その行いは自然と自分にも返ってくるはずです。

結局、「周囲を巻き込む力」こそが「同調圧力」への有効な対処方といえると思います。

圧力と闘うのではなく、圧力のかかっている方向を変えてしまえ。ということですね。

言うわ易し、行うは難し、と言いますが、行動した結果、自分の望んだ結果に少しでも変わる可能性があるならば、やはり行動あるのみだと僕は思います☺

まとめ

今回は、定時退社、残業をテーマに記事を書きましたが、正直僕自身は、あまり定時や残業にこだわりはありません。

大切なことは、受動的なお仕事なのか、能動的なお仕事なのか、だと思っていて、

自分の好きなこと、やりたいことなどであれば、勤務時間とかどうでもよくなりますからね。

ただ、以前にも書いたと思いますが、

定時通りに帰社する会社が少ないのにも拘わらず、どこの会社も出社時間に厳しいのは、ことさら謎だと思っています。

帰りが曖昧なら、入りも曖昧でいいのでは?と感じてしまっているのは、僕だけではないと思いたい。。

そういう意味では、僕も残業に関して”否定派”なのかもしれませんね☺

今回は、そんな”定時”と”残業”のお話でした。なにかの参考になれば何よりです!

本日も、皆様にとっていい日になりますように☺おしまい☺

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